三国志の諸葛孔明は始め、農業の発展のために自然界のエネルギーの強弱を読み取り吉方位、凶方位を知る奇門遁甲[気学]を用いていましたが、三国志のの時代に軍師として百戦百勝したと言われています。現在は浙江省蘭渓市に諸葛八卦村あり、約４，０００人の住民に対して８０％が諸葛姓で、諸葛孔明の子孫が住む村としては、中国最大の村が現存しています。

日本では聖徳太子が教育が行き届かず国内の内紛が止まらないため、朝廷で国を治めるために様々なものを海外から取り寄せました。その時に易や気学が入ったと言われてます。平安時代には陰陽師 安倍晴明はドラマなので有名ですが、土木など街づくりに活かしていきます。

下剋上の時代では戦いでも用いられていくのですが、明智光秀も易の使い手で大変有名でした。その明智光秀は本能寺の変以降は、豊臣秀吉軍に首を切られたっと言われてますが諸説あり、実は徳川家康についていたのでは無ないかと言われてます。関ヶ原の対戦などの戦い方や、約260年続いた江戸幕府の当時の文書は残されてますが、気学に照らし合わせて考えられていると言われています。お陰で、現在も世界と比べ、江戸幕府が最長政権になっています。

江戸時代では成功した商人も気学を教養として取り入れる傾向があり、鎖国の中で世界でも驚くほどの裕福な国へと発展した時期もあるようです。その中で、実家は大きな商家だった坂本龍馬は、竜馬という名前の方が知れ渡っていますが、実は本名が別に存在し、大きく気学の影響を受けていることが推察できます。

現在では、個人が望めば学べる環境になりました。今も天皇や政治など大きな発表の時に使われています。