「“なんとなく不調”が、当たり前になっていませんか?」
やさしく整える筋膜ケアで、軽やかな日常を思い出すきっかけに。

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【セラピストの想い】技術じゃ足りない差

『映画シティーハンター』をぜひ見たい♥とお客さんともよく盛り上がっていた
【筋膜専門サロン コラーゲンリルークセラピー】の理光です。

シティーハンターは昔っから大好きな少年漫画の一つです。
ジャッキーチェンの映画も何度も観ていますが、今回の鈴木亮平さんの演技も本当に楽しみ🎵

もちろんフランス編も一応見てますが、傭兵出身のリョウさんの身体が逆三角形ではない点が…
やっぱり納得いってないですね。

このあたり鈴木さんはボディラインまでこだわっているのが、さすがの一言。
他のキャストも原作に近い容姿なのも、作品を見る前からちょっと嬉しいですね🥰


職人気質の施術者が少なくなった理由

最近はエステや激安チェーンの台頭で施術者が増えているように見えますが、
実はもともと技術者の絶対数が足りないまま今に至っています。

ちょっとケアできる人が増えたなという状態になって、もう20年以上経っているんですね。

「知っている」と「分かる」は違う

筋膜リリースには矯正の要素もあるため、ただの指圧とは異なり、
身体の構造をイメージできる力が必要です。

2~3日で身につくものではなく、
言葉だけが広まっても体験できる場所が少ない理由はそこにあります。

理論を「知っている」と「分かる」は違う。
ケアの現場でも、経験を通じてある日突然、技術の解像度が一気に上がる瞬間があります。

身体というものはまだまだ解明しきれていないため、
完璧なゴールを求められないのが現場のリアルです。

かつては“医療的”な目的で身体に触れる文化しかなかった分、
自然と職人気質の施術者が多かったのではないでしょうか。

そこに海外のリラクゼーション文化が入り、
「癒し」という価値観が加わったことで自由度は高まりました。


「マニュアル化時代」とAIとの差別化

近年では、あらかじめ用意された手順書やテキストに沿って
“型”を覚えるだけでも一定の施術ができる時代になりました。

これはこれで素晴らしいことですが、
同時に「AIでも対応できる時代が近い」という意味でもあります。

ですがAIは創造的ではない
ここに“ヒト”の価値が残されています。

それでも「ある程度までできればいい」となってしまうと、
向上心そのものが希薄になってしまうのもまた現実。

理想に近づくためには、モデルとなる施術者の存在や、
刺激を受けられる環境が大切です。

しかし施術というのは、
“ベッドの上”という小さな舞台でしか輝けない職種でもあります。

そのため、いくら優れた技術があっても
継承されにくい、伝わりにくいという切なさもあるのです。


気軽に発信できる時代に変わっても

はじめてのお客さまからは、

「やっと見つけました!」という言葉と同時に、
「別のエリアではどう探せばいい?」とよく尋ねられます。

わたしも知りたいです🤓

確かに、今は誰でも簡単に情報を発信できる時代です。

でも、本当の職人タイプの施術者ほど、
施術そのものに全力で、発信を後回しにしがちではないでしょうか。

本業以外の作業を習慣にするのは難しい。
でもだからこそ、未来に技術を残すためにも発信の必要性を感じます。


いつでも続く技術へ

筋膜リリースでなくても、どんな施術でも、
技術をなくさない努力は必要です。

確かな腕は、人を癒し、救います。

でも年齢や移転などで技術者がいなくなってしまうと、
「心の拠り所を失った」と感じる方がいることも確か。

「カリスマ」になるのもひとつの目標ですが、
“カリスマを残す”こともまた美しい在り方だと思います。

昔の人は、それを「蘭化」と呼んだそうです。

お客さまの声に耳を傾けながら、
これからも未来に残る技術の一端を担えるよう、
日々を丁寧に過ごしていきたいと感じています。

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※当サロンの施術はリラクゼーションを目的としたものであり、医療行為ではありません。体感や効果には個人差があります。