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※当サロンの施術はリラクゼーションを目的としたものであり、医療行為ではありません。

朝起きても、なんとなく疲れが残る日が最近続いていませんか。
前のように1週間を回せていないと感じたら、ここで一度、持ち直すキッカケを作れます。

■ 03. 「整体」という言葉が
つないだズレ

一方で、再び印象に残る出来事がありました。

先日、海外から来られたお客様を施術する機会がありました。
インバウンドが増えつつある今、こうした機会も少しずつ増えています。

その方はツアーの途中で来店され、施術後は再び合流する予定になっていました。
そのため、普段のようにゆっくり説明をしたり、施術後の反応を確認したりする時間はほとんどありませんでした。

以前、ヨーロッパ圏にはエステはあっても、整体があまりないという話を聞いたことがあります。

ところが今回のお客様は、「普段から整体へ通っている」と話されていました。
そのため私は、施術に対する感覚もある程度共通しているのかもしれない、とどこかで思っていました。

施術後には、可動域の変化も確認できていました。
私自身としては、ある程度変化は出ていると感じていました。

しかし、通訳をしてくださった方から連絡をいただきました。

「フランスでは、あまり揉むマッサージ文化がないそうです」
そして、うつ伏せで施術を受けている間、ご本人には刺激が強く感じられていたとのことでした。

▶ 理解する姿勢を学んできた背景については、こちらの記事も参考になります。

✔『なぜメンターを学んできたのか』

■ 04. 同じ言葉でも
同じ意味とは限らない

施術者としては、いつものように体の反応が出やすい場所を確認しているつもりでも、
その反応に慣れていない方にとっては、思った以上に刺激が強く感じられることがあるのかもしれません。

そもそも東洋医学には「未病」という考え方があります。
未病とは、病気とまでは言えないけれど、体のバランスが崩れ始めている状態を見ようとする考え方です。

当サロンでも、反応がある場所を「悪いもの」と決めつけるのではなく、今の体を見直す手がかりとして大切にしてきました。

アジア圏で施術を一度でも体験したことがある方には、なんとなく体感としてご理解いただける部分もあるのではないでしょうか。

その前提を共有できていなかったのは文化の違いだったのか、
それまでの施術体験の違いだったのか、
あるいは言葉の問題だったのか。

今となっては分かりません。

その方とは施術について十分に会話をする時間がなかった分、事前にお伝えしておくことが大切だったのかもしれないと、今は振り返っています。

「整体へ通っている」という言葉から、日本で私たちが想像する整体を思い浮かべました。

でも実際には、施術する側と受ける側で、同じ時間を過ごしながら、互いに違うケアを指していたのかもしれません。

文化や施術経験を共有できている状態と、同じ施術という言葉でも受け取り方が異なる状態

だからこそ、後日いただいたお話は、私にとって大きな学びになりました。


■ 05. 分かったつもりと
本当に理解すること

同じ言葉でも、人によって意味が違うことがあります。
まして文化や生活環境が違えば、同じ言葉でも全く別のものを指していることがあります。
「分かったつもり」になることは、意外と簡単です。

でも、本当に理解することは難しい。

最初のお客様も、今回のお客様も、それぞれ違う形で同じことを教えてくださいました。

人は、本当に分かってもらえた時に安心します。

でも、相手を本当に理解することは、思っている以上に難しいものです。
施術の技術だけではなく、言葉の受け取り方や、相手の背景を知ろうとする姿勢も、まだまだ学ぶことが多いと感じています。

だからこそ私は、体だけでなく、その人が本当に伝えたいことにも耳を傾け続けたいと思っています。


■ For English-speaking guests

海外からお越しの方にも、当サロンの考え方が伝わりやすいように、施術文化の違いについて英語でも補足しています。

当サロンの施術が気になる方は、事前にお読みください。
[日本のボディワークと、リラクゼーションを目的としたセラピーとの違い]

About the difference between Japanese bodywork and relaxation-based therapy
In Japan, there is a long-standing approach in Eastern bodywork and manual therapy that focuses on observing and adjusting areas where the body tends to respond.

For example, when your shoulders feel stiff, there may be a spot where you naturally feel, “Yes, that’s the place.”

There may also be areas you do not usually notice, but when touched, you realize, “Oh, there was a reaction here.”

In Japan, this kind of body response is relatively familiar to many people.

In fascia release as well, when working with areas where the fascia does not glide smoothly, or where the body responds more easily, you may temporarily feel stimulation or something similar to discomfort.

This is not done simply to create pain.

By noticing, “There is a response here,” the bodywork can help bring awareness to the current condition of the body.

It may also give the person receiving the session an opportunity to reconsider how their body feels now.

In Eastern medicine, there is a concept called “mibyo.”

Mibyo refers to a state that is not yet considered illness, but where the balance of the body may be beginning to shift.

In other words, a responsive area is not seen as something unnecessary.

Rather, it is viewed as part of the body that will continue to be used, and therefore something to care for and adjust early.

On the other hand, in English-speaking countries and many parts of Europe, the approach to body care can be different.

Many people may receive bodywork as relaxation or therapy, and comfort is often considered very important.

The desired result may be similar, but the process of getting there can be different.

Today, it is not about deciding which approach is right or wrong.

Both perspectives may be valuable.

However, for many people, their past experiences with bodywork become the basis for how they receive touch and stimulation.

With that difference in mind, our salon values an Eastern perspective while also checking carefully so that each person can feel safe and comfortable during the session.

▶ 当サロンの通い方については、こちらをご覧ください。

✔『当サロンの通い方』

※本記事は施術中の会話や体験をもとにした一般的な考察です。体感には個人差があり、医療行為や治療効果を示すものではありません。



■ 広島市中区|伝わる感覚を大切にする筋膜ケア

➔【筋膜リリースの考え方】を見る

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