■ 01. メンターを学び続けている理由
メンターとは、長期的に相手の成長を支える伴走者のことです。
私は「メンターです」と前面に出したいわけではありません。
それでも、メンターという概念を学び続けています。
それは、施術という仕事が
「身体だけ」を扱うものではないと知っているからです。
施術は、技術だけで完結する仕事ではありません。

■ 02. 技術だけでは足りない理由
同じ手技を行っても、
受け取る側の状態や信頼関係によって、
身体の反応は変わります。

身体は、心の影響を受けないわけではありません。
だからこそ私は、
人とは何か。
関係とは何か。
そこを理解したいと思い、
メンターという学びを選びました。
私が受けた養成講座では、
脳の仕組みも学びました。
- 不安が強いときに呼吸が浅くなること
- 緊張すると肩が上がること
- 思考や感情が、そのまま身体に現れること
身体に触れる仕事をしているからこそ、
「脳・思考・感情・身体」が分離していないことを、
理論と体感の両方で理解する必要があったのです。
人は、人を通して学びます。
子どもを持つと湧く感情。
後輩ができると背筋が伸びる感覚。
それもすべて、関係の中で起きています。
身体に触れるということは、
その人の人生の一部に触れさせていただくことでもある。
私はそう捉えています。
■ 03. 私の育った環境
私は、友人の多い祖父母と、
口下手な両親のもとで育ちました。
親は仕事と家庭を大切にしていましたが、
会話でのやり取りを大切にする方ではありませんでした。
祖父母は、なんでも話を聞いて受け止めてくれました。
その受容は、子どもながらに安心でした。
けれど、
社会の中でどう振る舞うのか。
どう助けを求めるのか。
どう距離を取るのか。
それを具体的に教わるには、
世代が違うからこそ、
今の社会とは少し感覚が違う部分もありました。
だから私は、
- 距離の取り方
- 頼り方
- 本音の伝え方
を身につけるまで、少し時間がかかりました。
■ 04. 助けを求めるのが苦手だった理由
学生時代も社会に出てからも、
周りには自然に相談できる人がいるのに、
私は家族以外に助けを求めることが苦手でした。
本音を言う前に、
「こう言ったらどう思われるだろう」
「迷惑じゃないだろうか」
と先に考えてしまう。
そして飲み込む。
そのちょっとした気のせいが慎重さにつながり、
気軽な言葉さえもしないようにしていたのかもしれません。

だからこそ、
「導いてくれそうな人」に憧れました。
答えをくれる人ではなく、
安心して本音を出せる相手に。
1
2

コメント