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※当サロンの施術はリラクゼーションを目的としたものであり、医療行為ではありません。

朝起きても、なんとなく疲れが残る日が最近続いていませんか。
前のように1週間を回せていないと感じたら、ここで一度、持ち直すキッカケを作れます。

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027 | 首がポキポキ鳴るのは危険?|関節と筋膜から見る原因

■ 01. 首がポキポキ鳴ると
不安になる方へ

広島市で施術をしていると、指の位置がちょうど合った瞬間に、首から「ポキッ」と小さく音が鳴ることがあります。

ストレッチで軽く動かすだけで、コキコキ、メキメキ、ゴキゴキ。

お客さまと私の二人の間だけで分かるような、小さな音を共有することもあります。

「骨がぶつかっているのでは?」
「このまま回して大丈夫なの?」

突然音が鳴ると、不安になる方は少なくありません。

首がポキポキ鳴るのは危険なのでしょうか。

痛みやしびれがなければ、多くの場合、すぐに危険とは限りません。

ただし、首の音は関節だけでなく、首を包む筋膜の状態も関係していることがあります。

首を“つなぐ関節”と、首を“包む膜”。

この2つを分けて考えると、整理しやすくなります。


■ 02. まず医療機関で確認したいケース

次のような場合は、自己判断せず医療機関での確認をおすすめします。

首がポキポキ鳴るときに様子を見てもよいケースと医療機関で確認したいケースを比較した図

この記事で扱うのは、

  • 首がポキポキ鳴るけれど強い痛みはない
  • 首を回すと音がする
  • 音が気になって不安になる

そういったケースです。


■ 03. 首をつなぐ「関節」の話

首、つまり頸椎は7つの骨でできています。

それぞれが関節でつながり、首の動きを作っています。

関節の中には滑液(かつえき)があり、動くときの摩擦を減らしています。

首を回したときの「ポキッ」という音の多くは、関節内で生じる気泡現象(キャビテーション)と考えられています。

キャビテーションとは、関節の中の圧が変化したときに気泡が生じ、それがはじけるように音として感じられる現象です。

いわゆる“指を鳴らす音”と近い仕組みです。

つまり、

  • 骨同士が削れている
  • 骨が直接ぶつかっている

とは限りません。

ここまでは、関節の話です。


■ 04. 首を包む「膜(筋膜)」の話

首は、骨だけで動いているわけではありません。

その周囲を、層状の筋膜が包み、支え、連動させています。

筋膜は、

  • 長年の姿勢
  • スマホの使い方
  • 座ったままの居眠り
  • 若い頃の寝方のクセ
  • スポーツ習慣

などの影響を受けやすい場所です。

筋膜の滑りが悪くなると、

  • 動き出しの引っかかり感
  • 摩擦に近い感覚
  • 音として感じる変化

が現れることがあります。

「膜のねじれが直接音を鳴らす」と断定はできません。

けれど、筋膜の状態が関節の動きに影響を与える可能性はあります。

首がポキポキ鳴る原因は、関節だけでは説明できない場合もあるのです。

▶ 筋膜の構造を知りたい方は、

✔『やさしくわかる筋膜の話』

■ 05. 関節と筋膜は分けて考える

首がポキポキ鳴る原因は、ひとつとは限りません。

首が鳴る原因を関節の気泡現象と筋膜の滑走不全の両面から構造全体で捉える図

他にも

  • 長年のねじれ
  • 姿勢の積み重ね など。

背中が鳴る場合も、音そのものより、その後の体の感覚を見ることが大切です。

▶ 体の音や反応については、

✔『背中が鳴るのは危険?音の正体』

■ 06. ねじれは一度では戻らない

「回せばスッキリする」

ラジオ体操の影響もあって、そう思い込んでいる方も少なくありません。

気づけば1日に何度も首を回してしまう。

そんな方もいるかもしれません。

しかし、長年の積み重ねは、一度のストレッチではほどけません。

ねじれがある状態で繰り返し強く回すことは、摩擦を増やす可能性もあります。

たまに動かすことと、自己流で習慣的に回し続けることは違います。
首を無理に回したり鳴らしたりしないよう注意を促すイラスト
強く回す前に、なぜ回したくなるのかを見直すことも大切です。


■ 07. 音が小さくなることもある

筋膜の緊張がゆるみ、関節の動きがスムーズになることで、

  • 音の頻度が減る
  • 音が小さくなる
  • 回さなくても気にならなくなる

といった変化が見られることがあります。

これは「音を鳴らしたから整った」のではありません。

滑りや動きの順番が整った結果として、音の出方が変わる可能性があるということです。


■ 08. 当サロンの考え方

当サロンでは、「音を鳴らすこと」を目的にしていません。

膜の緊張がほどけ、本来の滑りが戻る過程で、結果として音が鳴ることはあります。

しかし、それは「結果」であって「目的」ではありません。

音そのものより、

  • 呼吸の入りやすさ
  • 首の軽さ
  • 動きの滑らかさ
  • その後の1週間の過ごしやすさ

を大切にしています。

▶ 整え方の考え方はこちら

✔『筋膜の“通り道”という考え方』

■ 09. まとめ

首がポキポキ鳴ること自体が、すぐに危険とは限りません。

けれど、

  • 強い痛み
  • しびれ
  • 事故や転倒後の変化

がある場合は、医療機関で確認してください。

それ以外で、首の音が気になっている方は、関節だけでなく、首を包む筋膜の状態も含めて見直す視点があります。

音は、体が壊れているサインとは限りません。

長く積み重なった体の使い方が、表に出てきた結果として現れることもあります。

大切なのは、音を消すことではなく、その音が生まれている体の状態を見直すことです。

強く動かすより、なじませること。

壊すのではなく、順番を戻すこと。

首の音が気になっている方は、「鳴らすか、鳴らさないか」ではなく、その奥にある体の状態を一度確認してみてください。


※本記事は一般的な身体構造と体感の共有であり、医療行為や治療効果を示すものではありません。強い痛みやしびれ、外傷後の変化がある場合は医療機関へご相談ください。



■ 広島市|構造から整える筋膜リリース

➔【筋膜リリースの考え方】を見る

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