■ 06. ねじれは一度では戻らない
「回せばスッキリする」
ラジオ体操の影響もあって、そう思い込んでいる方も少なくありません。
気づけば1日に何度も首を回してしまう。
そんな方もいるかもしれません。
しかし、長年の積み重ねは、一度のストレッチではほどけません。
ねじれがある状態で繰り返し強く回すことは、摩擦を増やす可能性もあります。
たまに動かすことと、自己流で習慣的に回し続けることは違います。

強く回す前に、なぜ回したくなるのかを見直すことも大切です。
■ 07. 音が小さくなることもある
筋膜の緊張がゆるみ、関節の動きがスムーズになることで、
- 音の頻度が減る
- 音が小さくなる
- 回さなくても気にならなくなる
といった変化が見られることがあります。
これは「音を鳴らしたから整った」のではありません。
滑りや動きの順番が整った結果として、音の出方が変わる可能性があるということです。
■ 08. 当サロンの考え方
当サロンでは、「音を鳴らすこと」を目的にしていません。
膜の緊張がほどけ、本来の滑りが戻る過程で、結果として音が鳴ることはあります。
しかし、それは「結果」であって「目的」ではありません。
音そのものより、
- 呼吸の入りやすさ
- 首の軽さ
- 動きの滑らかさ
- その後の1週間の過ごしやすさ
を大切にしています。
■ 09. まとめ
首がポキポキ鳴ること自体が、すぐに危険とは限りません。
けれど、
- 強い痛み
- しびれ
- 事故や転倒後の変化
がある場合は、医療機関で確認してください。
それ以外で、首の音が気になっている方は、
関節だけでなく、首を包む筋膜の状態も含めて見直す視点があります。
音は、体が壊れているサインとは限りません。
長く積み重なった体の使い方が、表に出てきた結果として現れることもあります。
大切なのは、音を消すことではなく、その音が生まれている体の状態を見直すことです。
強く動かすより、なじませること。
壊すのではなく、順番を戻すこと。
首の音が気になっている方は、「鳴らすか、鳴らさないか」ではなく、その奥にある体の状態を一度確認してみてください。
※本記事は一般的な身体構造と体感の共有であり、医療行為や治療効果を示すものではありません。強い痛みやしびれ、外傷後の変化がある場合は医療機関へご相談ください。
■ 広島市|構造から整える筋膜リリース
➔【筋膜リリースの考え方】を見る
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