■ 05. マッサージ師の未来
AIの進化によって、
マッサージの世界は二極化していくかもしれません。
標準化できる施術は、
効率化と機械化が進みます。
一方で、日々変わる判断は、
固定したプロンプトのテンプレートだけでは、
どうしても完結しません。
未来は、
「量産型」と「判断責任型」
二つに分かれていくでしょう。
そして当サロンは、
判断を引き受ける側でありたいと思っています。
■ 06. AIとの共存
AIは人が生み出したものです。
データが統合しきれていないことがあっても、
敵ではありません。
設定ミスがあれば慎重になる。
それはAIにとっても自然なことです。
その軌道修正を行うのは、
今は私たちの役目です。
AIは私たちの負荷を軽くするために、
私たちの指示を聞いてくれます。
最終判断は人が担い、
その周辺をAIが支える。
その点でも、人とAIは寄り添いながら、
しばらく並行して歩む必要があります。
■ 07. 手技はなくならない
時代は変わり、道具も変わります。
けれど、
人が人の身体に触れるという行為は、
簡単にはなくなりません。
それは皮膚感覚――
自分とは違う体温に触れることで、
気づきや安心感が伝わるからです。
そうした気づきをAIが学習し、
忘れた頃に支えてくれる未来がデザインされようとしていることは、
本当にすごいことです。
しかし、皮膚感覚や会話は一瞬のこと。
それをそのままAIに伝えるのは簡単ではありません。
当サロンでも60〜120分の施術を行うことが多いですが、
振り返って思い出せるのは要点だけです。
けれど、再び身体に触れると、
記憶がよみがえることがあります。
それを言葉に翻訳するには、
相当な手間がかかります。
それでも、これからの時代は、
一つひとつの作業が手から離れていきます。
だからこそ、一つの選択に固執する必要はありません。
AIがあることで、
私たちはこれまでとは違う“人としての価値”を磨く機会を得られる。
その変化の中で、
私は安心して判断を引き受ける側を選びます。
古くからある療術の世界を、
生きている間にすべて理解するのは難しい。
だからこそ、人に触れる分だけ、
常に新しい発見があります。
そして、そこには笑顔があります。
それが、私がこの仕事を続ける理由です。
AIが進化しても、
その日の体の反応を見ながら判断することは、
まだ人の手に残る大切な役割だと感じています。
強さや型だけでは合わなかった方。
その日の体の反応を見ながら、無理のない形で整えたい方。
まずは、今の体がどんな状態なのかを確認するところからご相談ください。
■ 広島市中区|手で判断することを大切にする筋膜ケア
➔【筋膜リリースの考え方】を見る
※本記事は施術観に関する考察であり、医療行為や治療効果を示すものではありません。
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