■ 01. 力抜いてと言われるほど
力が入る人へ
運動中に、
- 力抜いてください
- リラックスして動きましょう
と言われたことはありませんか?
でも実際には、
- 抜こうとすると崩れる
- 結局どこかに力が入る
- どう抜けばいいのか分からない
そんな方も多いと思います。
それは「力の抜き方」の問題というより、
体の使い方そのものに理由があることがあります。
じつは体の力が抜けない状態には、
大きく分けて“2つの理由”があるのです。
■ 02. いつもの使い方で動いている状態
ひとつ目は、
➀ いつもの使い方(通りやすいルート)で動いている状態です。
体は本来、
全体が連動して動くようにできています。
しかし、どこかで動きにくさがあると、
体は通りやすいルートだけで動こうとします。
すると、
- 同じ場所ばかり使う
- 一部の筋肉だけ働く
- 無意識に力が入る
といった状態になります。
このときの力みは、
自分で頑張っているというより、
体がその動きしか選べない状態
です。
本来の順番で動けていない状態とも言えます。
■ 03. まだ体が動きを覚えていない状態
もうひとつは、
➁ 体がまだ動きを覚えている途中の状態です。
スポーツやトレーニングを始めたばかりの頃は、
- ここを動かして
- 次にここを使って
と、一つずつ考えながら動くことになります。
この段階では、
- 動きがぎこちない
- 力が入りやすい
- 呼吸が止まりやすい
といった状態になりやすいです。
これは、
体がまだ動きを覚えていないための力みです。
■ 04. この2つは全く違う
同じ「力み」でも、
原因はまったく異なります。
- ① 動きのクセ → 勝手に力が入る
- ② 学習途中 → 意識して力が入る

②の場合は、練習を重ねることで、
少しずつ動きがなじんでいくことがあります。
一方で①の場合は、
体の通り道そのものが偏っているため、
ただ練習量を増やしても同じ場所ばかり疲れることがあります。
■ 05. 気づくと①になっている方が
多いです
ジムに通っている方でも、
気づくと①の状態になっていることがあります。
つまり、
体が楽な動き方ばかり選んでいる状態です。
そのため、
- 力を抜こうとしても抜けない
- 同じ場所ばかり疲れる
- 鍛えているのに動きが固い
といったことが起こります。
体はとても賢いので、
今できる範囲で動きを成立させようとします。
けれど、その動き方が長く続くと、
本来使いたい場所が使われにくくなり、
力みがクセになってしまうことがあります。
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