療術師のひとりごと

【セラピスト】千手観音から選手観音へ|⑵ 2本の腕、使えていますか?

■ “整える手”から始める、わたしのリセット法

前回のブログでは、「千手観音化」してしまいがちな現代人の“手を出しすぎる日常”と、
それがもたらす迷走神経の混乱や筋膜の緊張についてお話ししました。

今回はその続きです。


■ 与えられたのは、たった2本の腕

人に与えられている腕は、2本。

けれど日常では、
その2本すら丁寧に使えていないことがあります。

・右ばかり酷使して、左は添えるだけ
・両手ともフル稼働で、オーバーヒート
・気づけば肩や前腕が固まり「なぜこんなに疲れるの?」と戸惑う

最近、片側の肩だけ重くないですか?
バッグはいつも同じ側にかけていませんか?

まずは、
自分の2本の腕を“丁寧に扱う”ところから整えなおすこと。

それが、リセットの第一歩です。


■ 筋膜から見える「偏りの連鎖」

筋膜は、皮膚のすぐ下にある薄い膜。
全身をつなぎ、動きを支える“ボディスーツ”のような存在です。

どこかを使いすぎれば、筋膜は引っ張られ、
その緊張は別の部位へ伝わります。

特に手や腕は、現代人が最も酷使しやすい場所。

その結果、

・肩甲骨の可動域が狭くなる
・呼吸が浅くなる
・腰や足への負担が増える

“手の使いすぎ”は、全身へ波及します。


■ 四手観音という視点

私は施術中、“四手観音”になります。
手だけでは届かない方向があるからです。
足も使い、身体全体の筋膜を360度から整える。

手と足が連動したとき、はじめて“全体の巡り”が戻り始めることがあります。

施術後に、
「肩が軽く感じた」
「呼吸が入りやすい」
と話される方もいらっしゃいます。

これは魔法ではありません。
偏りが整い始めたサインのひとつかもしれません。

▶ 技術の考え方はこちら

✔ 『筋膜アプローチの違い』

■ 2本の腕で生きるということ

・右は我
・左は受容

なんて言われたりもしますが、

忙しさの中で、気づけばどちらかが働きすぎている。

でも大丈夫。
気づいた時点で、整いは始まっています。

まずは、自分の手を感じてみてください。

どちらが硬い?
どちらが冷たい?

それだけでも、身体は静かに反応します。


■ 思想の着地へ

千手観音から、選手観音へ。

シリーズの着地はこちらです。

▶ 千手観音から選手観音シリーズ思想の完成はこちら
✔ 『引き算する手⑶』

■ 広島で筋膜リリースをお探しの方へ

もし、
「自分では整えきれない」
「左右差が戻らない」
「呼吸が浅いまま」

そんな感覚があるなら、一度プロの手を借りるのも選択肢です。
整えるのは、特別な人だけのものではありません。

整えることは、“自分を雑に扱わない”という決意です。

■ 広島市中区|筋膜専門サロン
➔ 【筋膜リリースの考え方】を見る


※本記事は身体の使い方に関する考え方の共有であり、医療行為や治療効果を示すものではありません。

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※当サロンの施術はリラクゼーションを目的としたものであり、医療行為ではありません。体感や効果には個人差があります。