■ 01. 正座は姿勢改善に役立つ?
「正座は膝に悪いのでは?」
「正座をすると姿勢は良くなるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか。
近年、日本人の“座りすぎ”が問題視されています。
多くは、椅子での長時間座位です。
では、日本独自の座り方である正座はどうなのでしょうか。
長時間の正座や、膝・足首に痛みがある場合は無理は禁物です。
正座は姿勢改善そのものを保証するものではありません。
けれど、短時間の正座は、
姿勢や足首の使い方を見直すきっかけになることがあります。
■ 02. 姿勢が整いやすい理由
同じ座るでも、椅子と正座には大きな違いがあります。

椅子のように“面で固定される”と、
体幹をあまり使わなくても座れてしまうことが分かりますか?
逆に、正座は“点で支える”ため、
体の軸を自然に思い出しやすい姿勢といえるでしょう。
つまり、重力に流れやすくなるか、軸を保つかの違いに気づきませんか?
■ 03. 正座とむくみの関係

正座では足首が深く伸びます。
この座位と立ち上がりの動きは、
- アキレス腱の伸び縮み
- ふくらはぎへの刺激
につながります。
ふくらはぎは、血液を上へ戻す働きに関係しています。
しかし足首が動かない生活が続くと、
以下のような“慢性的なむくみ”を感じやすくなることがあります。
- 夕方になると脚がパンパンになる
- 靴やブーツがきつく感じる
- 足が重だるい
■ 04. 昔の人はむくまなかった?
昔の生活には、足首やふくらはぎを使う動きが多くありました。

つまり、足首とふくらはぎが日常的に動いていたということです。
現代は、
- 椅子に長時間座る
- 歩数が減る
- 冷房で体が冷えやすい
といった環境が重なりやすくなっています。
「動かない」
「偏る」
「滞る」
この3つがそろいやすい生活です。
むくみは体質だけでなく、
生活様式の影響も大きいと考えられます。
ただし、昔にも心臓や腎臓などに関係するむくみはありました。
ゼロだったわけではありません。
違いは、
生活習慣による慢性的なむくみが、
今ほど一般的ではなかった可能性があるという点です。
■ 05. 正座は使い方リセット
正座は特別な健康法ではありません。
止まりがちな足首や股関節を、
一時的に思い出させる姿勢。
そう考えると意味が見えてきます。
正座ができない=悪い体、というわけではありません。
無理に続ける必要もありません。
大切なのは、
重力との付き合い方を思い出すことです。
■ 06. 膝への注意点
長時間の正座では、以下のような負担が起こることがあります。
- 神経の圧迫
- 血流の制限
- 膝関節への持続的な負担
目安は、3〜10分程度を小分けに。
正座がすべて膝に悪いわけではありません。
ただし、そもそも膝がつらい場合は、
日常の座り方のクセが影響していることもあります。

他にも、両足をそろえて腰を下ろす習慣など、
思い当たる姿勢を取ったことは無いでしょうか?
つまり正座を長時間続けることや、
すでに炎症がある状態での正座は負担を強める可能性があります。
膝や半月板に既往がある方、
強い痛みがある方は控えてください。
■ 07. 正座がつらい方は
膝だけの問題ではないことも
正座がつらい。
足首が硬い。
立ち上がるときに不安定になる。
夕方になると脚が重い。
そんな状態がある場合、膝だけではなく、
足首や股関節、体の使い方が関係していることもあります。
当サロンでは、正座ができるかどうかだけではなく、
次の1週間で足首の動きや立ち上がりやすさ、
夕方の脚の重さに変化があるかも確認しています。
無理に正座を続けるのではなく、
今どこで体の動きが止まっているのか。
その確認を、サロンで一緒に見ています。
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※本記事は一般的な身体の使い方についての情報整理です。膝や足首に痛みがある場合、または症状が続く場合は医療機関へご相談ください。

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