■ 01. 昔の日本人の体は
今より安定していたと言われています
栄養面や衛生状態は、
今とは大きく違います。
それでも昔の日本人には、
体の使い方や支え方について、
今とは違う感覚があったのではないかと感じることがあります。
例えば、
昔は生理期間中の体の扱いについて、
今とは違う感覚があったという話も残っています。
また、
- 腰が安定していたと言われること
- 長く動いても崩れにくいこと
- 長く座っても姿勢が保たれやすかったこと
なども、単に体力の問題だけではなく、
体の支え方そのものが違っていた可能性があります。
その背景の一つに、
帯を締める服装があったのかもしれません。
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■ 02. 帯で支えていた体
着物の時代は、
体幹の内側が安定しやすい環境だったのではないかと考えています。
肋骨の下から骨盤の上までを、
帯で広く支える構造が日常にあったからです。
このとき大切なのは、
強く締めることではなく、広い面で支えていることです。

帯は一部分だけを押さえつけるのではなく、
体の変化に合わせて支える位置を保つ役割がありました。
体は日々変化しています。
特に女性の骨盤まわりは、
周期によって開きやすい時期、閉じやすい時期があります。
その変化の中でも、
- 今日は少しきつめにする
- 今日は少しゆるめにする
- 体の状態に合わせて整える
という調整が、
日常の中で自然に行われていた可能性があります。
その結果、
内側の支えも働きやすく、
骨盤まわりの動きも安定しやすかったのかもしれません。
■ 03. 外から強く締める構造との違い
一方で、
現代には外から強く締める服装もあります。
形を整えるために締める服装では、
骨格や体の動きを無視したまま、
一部に圧が集中しやすくなります。
その状態では、
自分で支える力が抜けやすくなることがあります。
施術をしていると、
外側で支えられている分、
内側の働きが弱くなっているように感じることがあります。
帯は、
体を固めるものではなく、
広い面で支えながら動きを残すもの。
ここに、
現代の締め付ける服装との違いがあるように感じます。
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■ 04. 現代の服装で起きていること
現在は、
ウエストの位置が変わる服や、
細いベルトで支える服装が一般的になっています。
ボタンやファスナーで閉じる構造では、
骨盤全体を支えるというより、
一点で止める形になりやすいです。

その結果、
体幹が不安定になりやすいといった状態につながることがあります。
服装が変わると、
体の支え方も変わります。
毎日の服装は、
思っている以上に体の使い方に影響しているのかもしれません。
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