■ 01. 楽しかった家庭菜園が
少しずつ負担になっていた
Aさんの趣味は家庭菜園でした。
自慢の菜園で、季節ごとに花や野菜を育てる。
その横では、愛猫たちがのんびり過ごしている。
そんな毎日が続いていました。
定年後は時間にも余裕ができ、
「これからはもっと家庭菜園を楽しみたい」
そう思っていたそうです。
しかし、少しずつ体に変化が出始めました。
同じ自分の腕なのに、
- 左右で動き方が違う
- 腕の上がる高さも違う
- 指にも力が入りにくい
利き手だったはずなのに、
葉を摘むだけでも疲れる。
ハサミも以前のようには握りにくい。
気づけば、もう片方の手で補いながら作業することが増えていました。
さらに、体の向きを何度も変えながら作業するようになります。
すると、
- 土の袋が重く感じる
- プランターを動かすことにためらう
- しゃがむと立ち上がりにくい
- 鉢の大きさによっては片手で持つのが不安になる
そんなことが少しずつ増えていきました。
最初は、
「年齢のせいかな」
と思っていたそうです。
でも本当につらかったのは、
体力が落ちたことより、
好きだった家庭菜園が少しずつ負担になってきたこと
でした。
■ 02. 気力が落ちたのではなく
体が先だった
年齢を重ねると、
「やる気がなくなった」
と言われることがあります。
しかし実際には、
気力より先に体が動きにくくなっていることも少なくありません。
今までと違う葛藤が生まれ、
頑張ろうとは思うけれど、
どうしていいかわからない。
思ったように動けない。
その繰り返しが、
少しずつ自信を減らしていきます。
Aさんにも、やる気はありました。
でも体がついてこない。
だから、
「今日はやめておこう」
が増えていく。
気づけば、
家庭菜園での作業負担がかからないようにばかり考えるようになっていたそうです。
その上、猫たちも待ってはくれません。
抱っこを求められれば、
動かしやすい方の腕で支える。
そうすると、また作業が止まってしまう。
好きで続けていたはずの家庭菜園が、
少しずつ負担へ変わっていきました。
✔『ジムに行っても太いままの理由』
■ 03. 家庭菜園は意外と全身を使う
家庭菜園は、見た目以上に体を使います。
- しゃがむ
- 立ち上がる
- 土を運ぶ
- 鉢を持つ
- 腕を伸ばす
- 指先で葉や茎を扱う
条件が変わるたびに、
一度で終わるとは限りません。
迷いながら体の向きを変え、
足元を変え、
腕の角度を変える。
一つひとつは小さな動作でも、
それが何度も繰り返されます。
だからこそ、
少し動きにくい場所があるだけでも、
負担は積み重なっていきます。
■ 04. 持てなくなったのではなく
続けにくくなっていた
Aさんの場合、
最初は「腕の問題だけ」だと思っていたそうです。
しかし実際には、
腕が上がりにくいことで、
一つひとつの作業に時間がかかるようになっていました。
簡単な作業さえも、少しずつ負担になる。
その上で、
猫たちのお世話も待っている。
昔あった体力は無限ではありません。
だからこそ、
「今日はここまでにしておこう」
が増えていきました。
本当に困っていたのは、
腕が上がらないことではなく、
好きだった家庭菜園を楽しめなくなってきたこと
だったのかもしれません。
また楽しめるようになるためにサロンへ通われる前、
Aさんは筋力トレーニングも頑張っておられました。
それでも、
動かしにくい感覚は残ったままでした。
✔『足がしんどくなる理由と体の使い方』
■ 05. 順番が整うと
また動きたくなることがある
そんな中、
お友達からの紹介で当サロンへ来られました。
体本来の順番を見直しながら施術を重ねる中で、
Aさん自身、少しずつ体の変化を感じるようになったそうです。
「最近ね。問題だった腕も少しずつ動き出したんよ。
まだ抱え込むことはあるけど、
また鉢を少しは触るようになったよ。」
さらに、こんなお話もしてくださいました。
「雨の日にね。
猫を家に入れる時、少し走れたの。」
もちろん、
若い頃のように何でもできるわけではありません。
疲れる日もあります。
調子の波もあります。
それでも、
以前より
「少しやってみようかな」
と思える日が増えていったそうです。
そしてある日、こんなお話も聞かせてくださいました。
「前から気になっていたバレトンを始めることにしたよ。」
体が楽になったから始めたというより、
また何かを始めてみようと思える余裕が戻ってきたのかもしれません。
自然に両手で鉢を持っていた。
気づけば作業時間も少し伸びていた。
そして、
「次は何の種を植えようかな」
と考える余裕まで出てきたそうです。
そのうちやろうと思っていたことを、
また考えられるようになった。
年齢を重ねると、
新しいことを始めるより、
諦めることの方が増えていきます。
だからこそ、
「やってみようかな」
が戻ってきたことは、
Aさんにとって大きな変化だったのかもしれません。
■ 06. 本当に取り戻したかったのは
猫と家庭菜園を続けること
体が楽になることは大切です。
しかし、それだけが目的ではありません。
家庭菜園が好き。 花を育てたい。 野菜を収穫したい。 愛猫たちと過ごしたい。 次は何を植えようか考えたい。
そうした楽しみを続けるために、
体を見直したい方もいます。
体が変わったというより、
体を理由に諦める場面が少し減った。
Aさんのお話を聞きながら、
そんなふうに感じました。
年齢を重ねると、
体力だけでなく、
体の使い方のクセも積み重なります。
体の使い方のクセは、
筋膜の崩れから起きている可能性もあります。
だからこそ、
頑張る前に整える。
そんな考え方も大切なのかもしれません。
■ 07. 広島市|順番から整える筋膜ケア
当サロンでは、
- どこで支えているのか
- どこで止めているのか
- どこで代償しているのか
を確認しながら、
全身の連動を見ていきます。
家庭菜園やガーデニングを続けたい方も、
体の使い方を見直すきっかけになるかもしれません。
✔『当サロンの通い方』
※本記事は体験談をもとにした一般的な体の使い方や身体感覚の整理です。体感には個人差があり、医療行為や治療効果を示すものではありません。強い痛みやしびれ、急な体調変化がある場合は医療機関へご相談ください。
■ 広島市中区|趣味を続けるための筋膜ケア
➔【筋膜リリースの考え方】を見る

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